研修報告⑬ >>> 琉球大学へ行ってきました~第二内科(血液内科)~

[研修先医療機関名]琉球大学医学部附属病院 第二内科(血液内科)
[研修期間]平成22年09月13日~平成22年09月17日
[研修項目および概要]琉球大学医学部附属病院での血液診療
[研修内容]○病棟回診、カンファランス
[研修内容]○教授回診
[研修内容]○ハートライフ病院での移植カンファランス
[研修内容]○ポリクリ授業見学
[研修内容]○赤十字病院見学
[研修内容]○中頭病院見学
[研修内容]○学術集会参加

 はじめに.....

まず、研修をお引き受けくださった琉球大学第二内科益崎裕章教授、スタッフの方々に深く御礼を申し上げたいと思います。
お忙しい中、血液診療の研修カリキュラムを作成してくださり、また毎日温かいお言葉をかけてくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。

また、研修を許可していただいた澤田教授、第三内科スタッフの先生方に深く感謝するとともに、同行していただいた高橋先生、研修を設定していただいた医師キャリア形成支援センターの方々に感謝いたします。


≪診療内容・体制≫ ~秋田大学と比して刺激を受けたり、ユニークと感じられた点~

琉球大学附属病院の周囲の3か所の病院を見学に行きましたが、カンファランスが充実していることが印象に残っています。特に他職種とのカンファランスに参加させていただいた際には、当科でも取り入れることができればと考えました。

この研修で大小2つのカンファランスに参加できました。1つは病棟内のものと、もう1つは沖縄県全体の移植カンファランスといった沖縄県内医療のものとです。1つの研修で範囲が大小さまざまなものに参加させていただき機会を得ることができ、大変参考になりました。秋田には県全体での大きな症例検討会はなく、参考にできると考えました。

≪文化・風土≫ ~医療、生活等について、地域的な違いを実感した点~

HTLV-1陽性者が多いこと、ATL症例が多いことが地域的医療の差異を感じました。糞線虫の検査など、秋田ではあまり日常的でない検査を行っており、よく見受けられる感染症の違いを認識することができました。
移植領域に関しては、現在は大学病院ではなくハートライフ病院で積極的に行われていましたが、移植カンファランスでは沖縄県の血液内科医が集まって、症例毎に検討し、計画をたてるといった、県で統一した治療が行われいることに驚きました。

第二内科は血液だけでなく、代謝、循環器科なども含まれており、教授回診の際には日ごろ見慣れていない症例を診ることができました。沖縄は肥満人口が高い県であると聞いてはいましたが、糖尿病の教育入院が多かったことが印象に残っています。

≪教育・研究≫ ~秋田大学との相違点、印象に残った点~

当科で実習を行っている学生さんは、それぞれが診療の一員としてカルテ書き、プレゼンテーションなどを行っています。琉球大学では学生のプレゼンテーションなどはなく、担当症例レポートは課せられていませんでした。しかし、学生講義の際の発言回数が非常に多かったこと、積極的に授業に参加する姿勢が見られたことがとても印象深く残っています。

初期研修医に関しては、当科と同じように診療に参加されていました。SOAP方式でのカルテの書き方が徹底しており、当科と同じような教育体制が整っていると感じました。

≪生活≫ ~困ったこと・楽しかった思い出など~

宿泊施設は大学病院から徒歩5分と非常に近いためとても便利でした。空港から少し遠いため到着時には不便を感じましたが、研修中は第二内科の秘書さんのお気づかいにより、研修をスムーズに行うことができました。お忙しい中、大変ありがたく感じております。

研修中に琉球大第二内科のスタッフの方々が、観光のプランをたててくださり、沖縄のきれいな海を見に行くことができました。また、教授と昼食をご一緒させていただき機会を設けていただき、教授のお人柄に触れ温かい気持ちになりました。

学術集会後の飲み会を開催していただき、研修中にお会いした沖縄県内の病院の先生方に再会できたこと、関東からいらっしゃっていた先生方ともお話できました。ここでは、血液のおもしろさを再確認できたことなど楽しいことが多く、一生のいい思い出になることができました。