研修報告⑩ >>> 琉球大学へ行ってきました~第二内科~

[研修先医療機関名]琉球大学医学部附属病院 第二内科(難治性不整脈先進医療)
[研修期間]平成22年08月23日~平成22年08月27日
[研修項目および概要]不整脈治療についての研修
[研修内容]○カテーテルアブレーション治療の見学
[研修内容]○症例1:早期興奮症候群疑いの10代女性。
[研修内容]○症例1:術前診断はKent束が疑われたが、EPSの結果Marheim束と診断。
[研修内容]○症例1:頻拍誘発されなかったが、術中af/AFありCTI焼灼施行。
[研修内容]○症例2:VPC 10代女性。
[研修内容]○症例2:VPCの頻発のため心機能低下、BNP上昇あり、エンサイト使用し焼灼。
[研修内容]○症例3:上室性頻拍症の21歳男性。
[研修内容]○症例3:術前診断はATであったが、EPSにてAF誘発、CTI ABL施行。
[研修内容]○症例4:VPC 16歳女性。
[研修内容]○症例4:術前診断は左室由来であったが、
[研修内容]○症例4:EPS開始後、左室由来のものよりもむしろ右室由来のVPCが優位。
[研修内容]○症例4:エンサイト使用し、ノンコンタクトマッピングにて右室由来のVPN焼灼。
[研修内容]○症例4:さらにペースマッピング使用して左室由来のVPC焼灼。
[研修内容]○不整脈治療デバイスの手術
[研修内容]○CRT-D ジェネレーター交換(カテ室)
[研修内容]○カテーテルアブレーション症例提示
[研修内容]○LGL症候群の1症例
[研修内容]○ペースメーカー外来
[研修内容]○ペースメーカー、ICD、CRT-D、3点ペーシング等のfollow up

≪診療内容・体制≫ ~秋田大学と比べて刺激を受けたり、ユニークと感じた点~

・カテーテルアブレーションに使用する機材、ソフト、マッピング法
・puncture site の違い
・止血操作の工夫
・不整脈デバイス治療における感染対策


≪文化・風土≫ ~医療、生活等について、地域的な違いを実感した点~

・不整脈の難治症例の集積
・特徴的感染症(結核、ATL、糞線虫など)
・台風対策(休診時の対応、日常から心がける工夫など)
・ハブ対策(頭の形、模様等を覚えておかないとふさわしい血清が選べない可能性があるが、噛まれたときに冷静にハブを観察する自信は、私にはない。)

≪教育・研究≫ ~学生、研修医の指導体制や研究について気付いた点~

・リサーチコーディネーターの協力

k01.jpg ← 琉球大学医学部附属病院

k07.jpgk08.jpg
↑医学部も南国風

≪生活≫ ~日常生活で楽しかった思い出~

・旧暦でお盆行事がある。ちょうど研修に行った8月22日から24日までがお盆に相当した。親戚が一堂に会するため、準備しなければならない長男家族の負担が大きい。

・研修の合間の木曜日の午後に秘書さんとリサーチコーディネーターさんが沖縄を案内してくれた。ちょうど海が見える海中道路についたところで土砂降りとなったのが残念であった。

・研修終了翌日の土曜日に、若手の先生方が休日を返上して私を美ら海水族館や地元のおいしい店等に案内して頂いた。豚肉を丁寧に調理した料理がおいしい。また、沖縄の"ぜんざい"とは、小豆を甘く煮て冷やしたものの上にかき氷をかけたようなものをいう。暑いさなかに大のご馳走であった。
k06.jpg
↑休日返上で美ら海水族館にも連れて行っていただきました。

k05.jpg ← ぜんざい

・その他、"チャレンジャー"として様々な料理に挑戦した。

<中身汁>
モツの味噌汁といえば適切か。

<味噌汁(500円)>
メニューには左記の通り。丼いっぱいに具沢山のみそ汁と御飯のセット。全て食べると、透析患者は簡単に塩分も水分のオーバーしそう。
k04.jpg ← みそ汁 500円(メニュー通り)

<ヘチマ丼>
若目のヘチマを、皮をむいて輪切りにし、豚肉等と炒めて丼の具としてもの。皮をむいたなすの内部の繊維質が強い感じ、といえば適切か。喫茶店で食べる機会を得た。
k03.jpg ← ヘチマ丼(喫茶店にて)

<ゴーヤ>
普通においしい。泡盛との相性は抜群。
k02.jpg ← ゴーヤチャンプルー

<泡盛+トウガラシ>
調味料としてそば屋のカウンター等に置いてある。入れすぎると、飲酒運転になるのであろうか。

<グアバ>
香りが強い。あまり甘くない。

<ドラゴンフルーツ>
見かけよりもやさしい味。やはりあまり甘くない。

食事は全体的に量が多く、塩分もそれなりにある。もともと夏の防腐と塩類の補充が目的で、味付けは濃いめのようである。

≪その他≫

・沖縄は初めてだったので、なれない地で研修する不安が強かったですが、不整脈部門の先生方を中心として他の部門の先生方も積極的に歓迎して下さり、非常に楽しかったです。

・手技を学びに行く、という面からは、期間内に目的とする症例がいなければ空振りになってしまう危険性があると思います。アブレーション4件を見ることができたのは良かったのですが、もう少し長い期間をいただければもっと様々な不整脈症例に対するアプレーション、植込みデバイス治療を見学できたのではという思いもあります。正直なところ1週間(実質5日)は短いと感じましたが、非常に有意義な研修でした。