広域アカデミックがん薬物療法専門医コース

マーク:TASプログラム

本コースは、初期研修を修了した医師を対象とし、がん薬物療法専門医を養成するとともに学位(医学博士)の取得をめざす5年間のコースを基本とする。さらに、がん治療認定医、総合内科専門医の取得を目指し、協力関連施設にて1年間の研修を行う。この間、認定内科医も取得する。秋田大学大学院臨床腫瘍学講座に進み基礎研究や臨床試験などに従事する。この間、最大1年間を目処には島根大学医学部附属病院がん化学療法教育学分野において研修を行う。4年終了時には、学位 (医学博士)が5年終了時にはがん薬物療法専門医の取得が可能である。

コースの概要

広域アカデミックがん薬物療法専門医コース

大学病院・医療機関名 診療科 専門分野 指導者数 目的 養成人数 期間
秋田大学医学部附属病院 腫瘍内科 腫瘍内科 2 認定内科医
がん薬物療法専門医・
総合内科専門医・
がん治療認定医の研修
2 5年
岩手県立中央病院 化学療法科 腫瘍内科 1 がん薬物療法専門医・
がん治療認定医の研修
1 1年
秋田赤十字病院 腫瘍内科 腫瘍内科 1 がん薬物療法専門医・
がん治療認定医の研修
1 1年
東京医科歯科大学附属病院 腫瘍外科 腫瘍外科 2 がん治療認定医の研修 1 1年
島根大学医学部附属病院 腫瘍内科 がん化学療法教育学分野 1 がん薬物療法専門医・
がん治療認定医の研修
1 1年
受入人数 2

コースの実績

2人のがん薬物療法専門医(うち指導医1名)の指導体制を擁する。文科省のがんプロフェッショナル養成プランのがん薬物療法専門医養成の中心的役割を担うべく2009年に新設された。臨床試験により新しいがん薬物療法のエビデンスを創出する他、独自の抗腫瘍性化合物の開発などの基礎研究、TR研究にも精力的に取り組んでいる。また、秋田県がん連携協議会のメンバーとして地域医療に貢献している。

コースの指導状況

大学病院及び連携病院の指導医は全てがん薬物療法専門医である。秋田大学附属病院腫瘍内科には県下では唯一の日本臨床腫瘍学会指導医が存在する。また、県内のがん薬物療法専門医は大学附属病院と秋田赤十字病院だけに存在し、がん薬物療法専門医を取得するための教育体制としては最も優れていると思われる。東京医科歯科大学、および島根大学にもがん薬物療法専門医やがん治療認定医が所属し、幅広い固形腫瘍の薬物療法に携わり、多臓器のがん薬物療法を行うことの出来るがん薬物療法専門医を養成する。

専門医の取得等

学会等名 日本内科学会
資格名 (1)内科認定医
(2)総合内科専門医
資格要件
  • (1)臨床研修2年+本会が認定した教育病院(内科臨床大学院含む)または教育関連病院での内科研修1年以上=計3年以上
    (2)認定内科医資格取得後,教育病院(内科系大学院含)での内科研修1年以上+教育関連病院での内科研修2年以上=計3年以上
    注:計3年以上のうち,教育病院での研修が1年以上は必要である
  • 資格認定試験合格
本コース中に内科認定医の取得を目指す。
本資格は日本臨床腫瘍学会の専門医取得に必須の要件となる。
日本内科学会認定教育施設
日本内科学会認定内科指導医2名、
日本内科学会総合内科専門医1名
学会等名 日本臨床腫瘍学会
資格名 がん薬物療法専門医
資格要件
  • 申請時点で2年以上継続して日本臨床腫瘍学会会員である。
  • 申請時において5年以上がん治療に関する研究活動を行っていること、および癌治療に関する十分な業績がある。
  • 研修認定施設において所定の研修カリキュラムに従い、2年以上臨床研究を行いこれを終了した者。
  • 各科の基本となる学会の認定あるいは専門医の資格を有している。
  • 資格認定試験合格。
"北東北における総合的がん専門医療人の養成"コースにおける研修が可能である。
日本臨床腫瘍学会研修施設
日本臨床腫瘍学会指導医1名、専門医2名
学会等名 がん治療認定医機構
資格名 がん治療認定医
資格要件
  • 基本領域の学会の認定医又は専門医の資格を有する。
  • 認定研修施設において、癌治療研修を終了し、指導責任者による証明がなされている。
  • 最近5年間に業績基準に挙げる学会において発表された、がん診療についての業績2件、業績基準に挙げる学術雑誌または学術図書に掲載されたがん診療についての業績1件を有する。
  • がん治療認定機構が開催する教育セミナーに参加し、受講後に行われる認定試験に合格している。
  • 最近5年間に所定の学術単位を合計で20単位以上取得している。
"北東北における総合的がん専門医療人の養成"コースにおける研修が可能である。

コースの流れ