アカデミック耳鼻咽喉科専門医コース

マーク:TASプログラム

本コースは、耳鼻咽喉科専門医を養成するとともに、学位(博士(医学))の取得をもめざす6年間のコースを基本とする。全員大学院に入学し一般臨床と平行して臨床研究を行うことにより、高度なリサーチマインドを持った臨床 医の養成を目標とする。秋田大学および県内連携病院における研修および研究の他に、東京医科歯科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科に、3ヶ月ないし1年間出向し、第一線の医療と研究について学ぶコースを設定した。本人の希望を重 視し、その研究テーマによっては、院内・院外(秋田脳血管研究センター)又は、必要に応じて海外の研究施設で博士号修得のための指導を行います。卒後臨床研修を含む最短6年で耳鼻咽喉科専門医を収得できる。気管食道科学会専 門医やアレルギー学会専門医の収得も可能である。

コースの概要

アカデミック耳鼻咽喉科専門医コース

大学病院・医療機関名 診療科 専門分野 指導者数 目的 養成人数 期間
秋田大学医学部附属病院 耳鼻咽喉科 耳鼻咽喉科 6 耳鼻咽喉科疾患全般の研修・気管食道専門医研修・アレルギー専門医研修 3 4年
秋田赤十字病院 耳鼻咽喉科 耳鼻咽喉科 2 耳鼻咽喉科疾患全般の研修 1 1年
仙北組合総合病院 耳鼻咽喉科 耳鼻咽喉科 2 耳鼻咽喉科疾患全般の研修 1 1年
由利組合総合病院 耳鼻咽喉科 耳鼻咽喉科 2 耳鼻咽喉科疾患全般の研修 1 1年
雄勝中央病院 耳鼻咽喉科 耳鼻咽喉科 2 耳鼻咽喉科疾患全般の研修 1 1年
秋田組合総合病院 耳鼻咽喉科 耳鼻咽喉科 2 耳鼻咽喉科疾患全般の研修 1 1年
山本組合総合病院 耳鼻咽喉科 耳鼻咽喉科 1 耳鼻咽喉科疾患全般の研修 1 1年
平鹿総合病院 耳鼻咽喉科 耳鼻咽喉科 1 耳鼻咽喉科疾患全般の研修 1 1年
市立秋田総合病院 耳鼻咽喉科 耳鼻咽喉科 2 耳鼻咽喉科疾患全般の研修 1 1年
受入人数 3

コースの実績

大学病院では、耳鼻咽喉科専門医6名の指導のもと、新臨床研修制度施行前の4名、施行後の平成18年度1名、平成19年度1名、平成20年度2名(計8名:男性7名、女性1名、このうち大学院5名)の専門医研修医が研修している。当科に おける年間手術件数は400例以上で、耳科手術(人工内耳埋め込み術も含む)、鼻科手術、口腔咽頭手術、唾液腺手術、気管・喉頭手術、頸部手術、頭蓋底手術、遊離皮弁再建術と幅広く耳鼻咽喉科領域の手術を行っている。さらに気 管食道科学会認定専門医研修施設及びアレルギー学会認定教育施設でもある。

コースの指導状況

大学病院及び連携病院の指導医は全て耳鼻咽喉科専門医である。診療チームの上級医が、病棟、外来、救急外来、手術における患者診療を介して、基本的診療、検査、手術等の指導を行う。専門的には頭頸部悪性腫瘍に対する集 学治療、各種遊離・有茎皮弁による頭頸部癌切除後の機能再建、頭蓋底手術、めまい平衡障害患者の神経耳科的総合検査による診断と治療、補聴器不適合高度難聴者への人工内耳植え込み術、聴神経腫瘍患者の機能温存手術、鼻ア レルギーの免疫療法などの指導も行っている。

専門医の取得等

学会等名 日本耳鼻咽喉科学会
資格名 耳鼻咽喉科専門医
資格要件 次のいずれにも該当すること
  • 日本の医師免許を有する者
  • 専門医認定申請時において、引き続き3年以上学会正会員である者
  • 認可された耳鼻咽喉科専門医研修施設において、定められた研修カリキュラムに従い、5年以上の研修を終了した者。
  • 本学会所定の試験に合格すること。
耳鼻咽喉科専門医研修施設、日本耳鼻咽喉科学会評議員 1名、耳鼻咽喉科専門医 6名。
学会等名 日本気管食道科学会
資格名 気管食道科学会専門医
資格要件 本学会会員歴が申請時引き続き5年以上の医師で、次の認定基準を満たすもの。
  • 基本領域の学会の専門医・認定医の資格を有すること。
  • 本学会認定の研修施設において、本学会所定のカリキュラムに沿って、基本領域の学会の研修期間を含め、通算5年以上履修したことを本学会所定の研修記録簿によって証明すること。
  • 本学会所定の単位を取得すること。
  • 本学会評議員1名の推薦を得ること。
  • 本学会所定の試験に合格すること。
気管食道科学会認定専門医研修施設、日本気管食道科学会評議員 1名。日本気管食道科学会専門医 1名。
学会等名 日本アレルギー学会
資格名 アレルギー専門医
資格要件
  • 認定時に引き続き5年以上日本アレルギー学会の会員である。
  • 基盤学会の専門医(認定医)の認定を受けている。
  • 基本領域の臨床研修を含め通算6年以上の臨床研修歴を要する。この研修歴6年のうち、通算3年以上は日本アレルギー学会認定教育施設等において、指導医または専門医のもとでの、所定のカリキュラムに従ったアレル ギー学の臨床研修を要する。
  • 最近の5年間に自ら診療しているアレルギー疾患患者40名分の診療実績書の提出。
  • 最近の5年間に所定のアレルギー学業績が50単位以上ある。
  • 資格認定試験合格。
日本アレルギー学会認定教育施設、アレルギー学会専門医1名。

コースの流れ

図:アカデミック耳鼻咽喉科専門医コースの流れ